誰しも忘れられない映画のワンシーンがあるはず。
日本にはない非日常感に満ち溢れた街並み、そこに溶け込む憧れのスター、心を揺さぶるストーリー、全てが溶けあい一枚の絵のように心に残っていることでしょう。
そんな映画のワンシーンを彷彿とさせる挙式やフォトウエディングは、見た人、全ての心を感動で大きく揺さぶるはず。
今回は往年の映画から近年話題になった映画のスポットまで、いろいろご紹介します!
「旅情」は1955年に公開された不朽の恋愛映画。
なかでも、冒頭とエンディングのシーンで舞台となったサンタ・ルチア駅は外せません。
ジェーンのように16mmカメラを手に持ってこれからの旅をはしゃいだり、くちなしの花を持ち列車を追うレナートになりきったりしてみることもできます。
また、ジェーンとレナートが出逢ったサン・マルコ小広場のグラン・カフェ・キオッジャ(Chioggia)に足を運び、映画さながら花婿が花嫁を見つめる一枚を残すのも素敵です。
さらにサン・マルコ広場には、1720年に創業されジェーンも立ち寄った「カフェ・フローリアン」も。あなたも世界最古&カフェラテの発祥の店でのクラシック生演奏を聴きながらコーヒータイムをすごし、ヒロイン以上の贅沢を味わって下さい。
2010年に公開された映画「ツーリスト」もベニスが舞台となっています。
そのなかでも注目すべきは、スキアヴォーニ河岸にある「ホテル・ダニエリ」。
音楽家のワーグナーやドビッシー、芸術家コクトーなどたくさんの著名人が宿泊したホテルとしても知られています。
ただし、さまざまな場所を上手くつなぎ合わせて映画の舞台を作り上げているため、ホテルの外観と内観、水上タクシー乗り場が違っているので注意しましょう。
「ホテル・ダニエリ」はベニスのなかでも最高級のホテルとして知られており、内装はクラシックかつゴージャスな造りとなっています。
エリーズが上ったロビーにある階段は、フォトジェニックな場所としてもおすすめ。ダニエリに泊まって、ここから式場へ出発すれば、あなたもあの階段で撮影ができます。
さらに、ベニスの夜景をバックに屋外でディナーを楽しめば、映画のワンシーンに入り込んだかのようなロマンチックな雰囲気に圧倒されること間違いなしです。
1953年に製作された「ローマの休日」は、ほとんどがローマ・テルミニ駅とサン・ピエトロ大聖堂の間で撮影されました。
そのため、映画のワンシーンのようなウエディングフォトを残すには、利便性からも絶好のスポットといえるでしょう。
ヴェネツィア広場でヴェスパを走らせたり、ジェラート片手にスペイン階段を歩いたり、真実の口での2人のやり取りなどの定番シーンはもちろん、これ以外に、舞踏会のシーンや寝室でのシーンが撮影されたブランカッチョ宮殿、映画のラストで記者会見の舞台となったコロンナ宮殿などもフォトスポットのひとつです。
2014年9月にベニスで挙式したのは、3日間で約14億円という豪華な結婚式を実現した俳優のジョージ・クルーニーと弁護士アマル・アラムディン。
愛の深さがうかがえますね。
14億円とはいかないまでも2人を倣って、「アマン・カナル・グランデ」にてアルマーニのタキシードとサラバートンによるデザインのウェディングドレスを身につけての挙式を行ってみては?
経験したことのないゴージャス感とセレブ気分を味わえます。
また「アマン・カナル・グランデ」は、客室以外にもリラクシングルームやガラスミュージアム、などが備えられており、その優美さや芸術性の高さは大人ならではの贅沢を堪能できるでしょう。
もちろんハネムーンでのアマン宿泊は最高の思い出になること間違いなしです!
ヨーロッパでの挙式&フォトウエディングは、映画に負けないほどの感動を2人の人生に刻み込んでくれます。
世代を超えて愛される一枚を残してみてはいかがでしょうか。