おとぎ話のシンデレラ。
お城の舞踏会へ向かう愛らしいかぼちゃの馬車は、物語を読む多くの少女たちを魅了してきました。
小さな頃には憧れながらも乗れなかった馬車。
一生に一度、プリンセスのようなドレスを来て馬車に乗るならこのときしかありません。
そう、花嫁さまになる瞬間です。
とはいえ、日本の式場で馬車に乗るのはちょっと気恥ずかしい……。
それは、日本の風景や文化と馬車がマッチしていないからというところが大きいかと思います。
でも、ヨーロッパの式場なら風景に溶け込むように自然に乗れて、美しいお写真を残すことができるのです。
今回は、馬車に乗れるヨーロピアンウェディングをご紹介いたします。
馬車に乗れる式場の中で何といってもおすすめなのが、
オーストリア・ザルツブルクにある「ミラベル宮殿」です。
ミラベル宮殿は17世紀に建てられたバロック様式の名建築で、
その美しさから、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の撮影舞台にもなっています。
2階の「大理石の間」ではモーツァルトが演奏したこともある、由緒正しい宮殿です。
また、神話と伝説を題材とした庭園では花々が咲き乱れ、フォトスポットにも最適です。
このミラベル宮殿での挙式パッケージには馬車が含まれており、
大変お得にプリンセス・ウェディングを実現することができるのです。
ホテルから式場までの送迎は車で行い、挙式後は、馬車で旧市街をぬけてホテルに戻ります。
その雰囲気のあることといったら……詳細はぜひ実際のお写真をご覧ください!
ザルツブルクの他にも、ウィーンで挙式した場合、追加手配で馬車をアレンジすることが可能です。
たとえば「シェーンブルン宮殿」。
ハプスブルク皇帝家の夏の離宮であったこの宮殿は、欧州で最も美しいバロック式建築の一つです。
ミラベル宮殿同様、こちらの「鏡の間」でもモーツァルトが演奏会を開いたことがあります。
現在、オーストリア政府の国家公式晩餐会はこの宮殿で開かれています。
シェーンブルン宮殿チャペルでの挙式には、パッケージに馬車は含まれてはおりませんが、
オプションにて式場から市内に戻り馬車に乗って一巡した後ホテルへお送りするプランが可能です。
また、イタリア・フィレンツェでも、市内での挙式後に追加手配が可能です。
ところで、馬車を稼働させるのはヨーロッパでもなかなか困難になってきているようです。
馬の維持費のことももちろんあるのですが、走行が馬の負担にならないよう、
動物の安全第一で調整を行いながら稼働させているとのことです。
そういったわけで直前のお手配は難しいため、馬車に関しては早めのご予約をおすすめしております。
実際のところ馬車の人気は高く、一生に一度の記念にとご希望されるお客さまは少なくありません。
本物の宮殿と本物の馬車でのプリンセス体験、お気に留められた方はぜひ一度
リージェンシー・グループ(03-5775-2012)までご相談ください。