オーストリア初の世界文化遺産に指定されたシェーンブルン宮殿は、ハプスブルク家の夏の離宮として17世紀に作られ、ウィーン会議の会場などオーストリアの歴史に大きな役割を果たした場所です。マリア・テレジアとマリー・アントワネットをはじめとするその家族たちはここで優雅な宮殿生活を送り、幼少期のモーツァルトが招かれ、御前演奏をしたことでも知られています。観光地としても人気のシェーンブルン宮殿ですが、一般には公開されていない宮殿内のプライベートチャペルで2013年よりウェディングセレモニーが可能となりました。