ロザリオの聖マリア教会はアマルフィの宝石と称されるポジターノ中心部にあります。17世紀にドメニコ会の修道院として建てられ、その後ロザリオ会の本部が置かれました。教会は長方形の身廊一つとトンネルヴォールトから成り、凝灰岩の入り口が目を引きます。入り口の上部には“受胎告知”を多くの色のガラスで描いたステンドガラスが設置され祭壇を見守っており、入って左手にはバッカスの神話の描かれた古代ローマの石棺が置かれています。14のセラミックタイルに描かれた“十字架の導き“の他にも聖ドメニコと洗礼者ヨハネと受胎告知、恵みの聖母、聖母の被昇天、聖女クララと聖ドメニコとロザリオの聖母といった四つの絵を楽しむことができる歴史的価値の高い教会です。