世界遺産に指定されている美しいアマルフィ海岸。中心都市アマルフィより北東へ約4Km、ミノーリと呼ばれる沿岸部で最も古い歴史を持つ小さな街があります。この街は優れた芸術家を輩出しており、13世紀頃から近郊の多くの教会や宗教施設がミノーリ出身達によって装飾されました。サンタ・トロフィメナ教会はもともと土地の古来信仰の教会があった場所に16世紀後半に建てられた、ミノーリの守護聖人、聖トロフィメナを祀っています。明るい採光のとられた三廊式の内部はアーチを支える角柱で仕切られ、白壁に金細工の装飾がとても美しい教会です。