プラハの新市街にあるゴシック様式の聖ヴァーツラフ教会は、岩山の上に位置しています。もとは12世紀に建てられたロマネスク様式の教会でした。かつてこの重要なボヘミア遺産の教会を保護しようとする人の中には、神聖ローマ皇帝のルドルフ2世もいました。歴史の重みを感じさせる教会の床と柱は、プラハ城から運ばれた緑の蛇紋岩で飾られています。また、カレル・シュクレータという有名なチェコのバロック画家が教会のために32点もの「聖ヴァーツラフ伝説」の絵画を描いたため、この教会はカレル・シュクレータの美術館ともなりました。この歴史ある教会には神秘的な雰囲気があり、結婚式をロマンチックに盛り上げます。