ルネッサンス芸術が開華した街フィレンツェより車で約15分に立地するヴィラ・オルミの敷地は、かつて中世の時代に繁栄を続けた都市国家フィレンツェにとって、最も重要な果樹園がある豊穣な土地でした。当時の様子は天才レオナルド・ダ・ヴィンチによって、領域地図として描かれています。その土地は名門貴族ペルッツィ家が所有し、その後モッツィ家に渡りました。同家はダ・ヴィンチの描いた名画『モナリザ』をも所有していたと言われる名門貴族です。緑豊かな丘陵地帯や糸杉、ぶどう畑に囲まれ、贅沢なまでもの芸術の数々を施した別荘ヴィラ・オルミに宿泊しながら、広大な敷地の傍らに厳かに佇むサン・ヴェルディ教会での挙式は、必ずや感動と共におふたりの心に深く刻まれることでしょう。