アールトのアトリエ

ヘルシンキの中心街からトラムで郊外へ20分ほど、20世紀のフィンランドを代表する国民的建築家アルヴァ・アールトのアトリエと自邸が今も残っています。アールト夫妻は、仕事に便利で自然環境にも恵まれた場所を探し、1930年代にこの場所に自邸を建てました。当初自宅に併設した小さなアトリエを利用していましたが、事務所の規模が大きくなり手狭になってきたことから、1950年代には新たに事務所オフィスを構えることを決意。自邸から歩いて通える場所に土地を探し、自ら設計してアトリエを建てました。今日ではアールト財団のオフィスとして利用されています。挙式はそのアトリエ内、やわらかい光が差し込む1階のサロンで行います。20世紀モダニズムの巨匠が見守る挙式はきっと素敵な思い出になるでしょう。