お伽の世界アルベロベッロ。人々の温かい真心を感じながらの結婚式！！

海外のこぢんまりとしたチャペルで式を挙げる。どこの国に行くかよりも、自分の気にいった場所で式を挙げたいと思っていました。リージェンシー・グループさんへ相談した時、別の国で自分のイメージにぴったりの教会を見つけていたのですが、シーズンなどが合わず、諦めることに。そこで提案されたのがイタリアのアルベロベッロ。

白亜のチャペルに三角屋根が特徴的なトゥルッリ。古城など厳かなイメージがあるイタリア挙式とは対象的な、おとぎ話しにでてきそうなかわいい世界観。きっとここより良い場所は現れないだろうと思いアルベロベッロに決めました。

私はどこの国に行くかには拘りはなかったのですが、こうしたいという拘りはわりとあるほうで、特にブーケに関しては色や形もだいぶリクエストをしました。メールでのやり取りでしたが、担当の山田さんはいつも丁寧で熱いお返事やアドバイスをしてくれました。

いよいよ、イタリアへ出発。

空港へ到着すると出迎えてくれたのは瀧本佳世さん。山田さんから何回も名前を聞いていた人です。(この人が、本物の佳世さん！！) 山田さんと同じくらい熱かったらどうしようかと思いましたが、とても落ち着いた女性でした。到着した頃にはすっかり夜になっていて、私は車に乗るなり眠ってしまったのですが、旦那さん曰く、星がたくさん見えて、夜空がとても綺麗だったとか。

式の当日は快晴。雲ひとつない青空でした。朝一番に佳世さんが持ってきてくれたのは1枚のメッセージ。日本から挙式当日を迎えた私たちへ向けて熱いエールを送ってきてくれたのです。「山田さんは文章がいつも元気」と佳世さんと一緒に笑って、でもそのエールのおかげで結婚式当日の実感がわきました。

そして、ブーケが到着。私がこと細かに注文をつけたブーケです。これが本当にリクエスト通りで、思わず声が出るほどかわいかった！！！お花はオランダから取り寄せてくれたそうで、アルベロベッロのお花屋さんのレベルの高さが窺えました。

支度ができたらかわいいFIATに乗って、広大な自然の中にある白亜のテッラノーヴァチャペルへ。入り口へと続くカーペットを歩いていくと、チャペルの中はブーケに合わせた装花がされていて、その奥には山田さんから何度も名前を聞いていたセレモニーマスターのペッピーノさんが待っていました。

ヴァイオリンの演奏が始まって、あぁ、ヴァイオリンの演奏曲も1つリクエストさせてもらったんだった、それも今日聴けるんだな。今日は結婚式なんだな。そう思ったら涙がボロボロ出てきてしまって、だいぶ序盤で大号泣してしまいました。そっとティッシュを差し出してくれた佳世さんもなぜか泣いていて、もらい泣きをみてさらにもらい泣きをしたのですが、無事に式も終わり、そのままフォトツアーへ。

かわいいトゥルッリを背景にフォトツアー。通りすがりの地元の人や、観光の人達がたくさんお祝いの言葉を言ってくれてそれが本当に嬉しかった。「家の中で撮影してもいいよ！」というお言葉に甘えて、トゥルッリのお家の中でも撮影させてもらいました。

そのあとは前日の朝食でもお世話になったTERRA MADREでウエディングランチ。テーブルにも素敵な装花が。スタッフみんな待ってくれていて、たくさんのおいしい料理でお祝いしてもらいました。

実は、2人だけの結婚式にしたいと言ったものの、寂しいんじゃないのかなと出発前に少し心配になった時があったんです。でも、そんな心配はまったく必要ありませんでした。

本当にたくさんの人にお祝いしてもらえました。たくさんの人の温かさに触れることができて、本当にアルベロベッロを選んで良かったと思いました。山田さんが熱く勧める理由がわかりました。

また絶対アルベロベッロに行きたい。佳世さんにまた会いたい。TERRA MADREのおいしい料理をまたいっぱい食べたい。アルベロベッロは私たちにとって、とても大切な場所になりました。私たちをこの土地に導いてくれた山田さんには心から感謝しています。そして、今日までたくさんお世話になりました。

本当にありがとうございました。