建造100年は経つ農家の一角にあるチャペル。
その小さなエントランスの左右にオルガン弾きとバイオリニスト。
列席者はカメラマンのジャンビート、運転手のアントニオ、コーディネーターの佳世さん
皆が普段着。誰もネクタイなどしない。
祭壇では農家を営むペッピーノさんが神父服をまとって「誓い」を促す。
外から彼の奥さんが覗いている。
その無造作な庭では犬がはしゃぎまわり、牛舎では牛が歌い、チャペルの中ではハエが踊る。
それらはオルガンとバイオリンの調べに溶け合い、完全に「調和」している。
知る人は誰もいないこの村の片隅で、僕ら世界中の祝福を浴びている。
結婚式を挙げるのであれば
こんな結婚式がいいと思っていた。
バーリ空港からイタリアに入り、アルベロベッロのトゥルッロに宿泊。静かな街。
3日滞在し、結婚式挙式。
フィアット500 で街中に移動。写真撮影。観光客に声かけられる。
それからペッピーノさんのチャペルまで行き、挙式。
ウェディングランチはTERRAMADRE。オーガニックレストランで手厚く祝われ、
猫のトビノと見知らぬ客たちとの会話。
翌日から移動し、ポジターノ、ローマを過ごし、帰国。
サルヴァトーレ山田さん、ペッピーノさんと奥さん、チンクエチェントを運転してくれた
アントニオ、カメラマンのジャンビート、TERRAMADREのみなんと猫のトビノ、
コーディネーターの佳世さん、アルベロベッロからポジターノまで運転してくれた
アレクサンドレ、ポジターノからナポリまで運転のダニエル
みなさまに感謝感謝。