Y & F 様
私たちが結婚を決め、式場を探し始めた時は国内からでした。
地元の北海道の式場を3件ほど見学し、その内の1件に決めようと思っていたのですが、どこも素敵だけど「ここ!」という直感がなくどうしたら良いのか…もやもやと過ごしていました。
そんな時に父から「普通の結婚式は上の二人(姉二人)でもうやっているから、一人くらい違う事をやった方が良い」と言われ、せっかくだから海外で二人だけで式を挙げたらどうかと勧められました。海外なら以前行った事があるヨーロッパがいいと思い、少しずつ情報を集めてみましたが、他の手配会社では思ったより式場の数が少なかったのでヨーロッパ専門のリージェンシー・グループさんならきっと選択肢が増えるのでは…と資料を取り寄せてみました。沢山の式場があり驚きました!!
一度お話を聞いてみたいと思ったのですが、何となく私たちには敷居が高いようにも思えたので、まずは2016年2月に渋谷ヒカリエで開催されたゼクシィフェスタに参加し話を聞いてみることに。そこで出会ったのが山田さんでした。とても気さくな雰囲気でお話をしてくださり、質問を投げかけてもわかりやすく答えてもらえました。明るい人柄、そしてとても頼りになる方だと感じ、ぜひ山田さんにお願いしたいと思いました。
式場選びでも丁寧に一つずつ説明していただき、どれも魅力的で本当に色々と迷った中でマルタのパリジオ宮殿に決定しました。まるで“美女と野獣”の世界のような煌びやかな式場、緑いっぱいのガーデン、タイムスリップしたかのようなイムディーナでのフォトツアー…そして猫好きの私達にとって猫の島でもあるマルタはとても魅力的に感じ、約1年後の出発が待ち遠しくなりました。
準備期間中も二人だけの挙式だったので準備と言ってもドレスや小物の用意・自分達の旅行準備だけで済み、国内で式を挙げるよりはかなり楽だったのではないかと思います。
11泊13日・マルタ+イタリア旅行
いざハネムーンに出発してみるとハプニングもありました。笑
ドレス類は手荷物として機内に持ち込むようにアドバイスを受けていたのでそのつもりでいたのですが、行きの成田空港のカウンターで「乗り継ぎの機材が小さいので持ち込める手荷物は一人一つまでです」と言われてしまい粘ったものの結局預ける事になりました。マルタで受け取るまでは心配でしたが、無事に手元に戻ってきた時はホッとしました。
帰りの便も心配だったので現地の送迎スタッフの方にお願いをして航空会社のスタッフに交渉してもらい、何とか手荷物として持ち込めるようにして頂いたのでとても感謝しています。
挙式当日は快晴!青空が広がり前日より気温も高めで汗ばむ位の陽気でした。
仕度が整うとホテル内のライブラリーから写真撮影が始まり、カメラマンのレネさんから「ワラッテ~」「見つめあって」と言われ、日本人スタッフのミキさんにも「今日は一生分見つめあってもらいます。笑」と言われて二人で見つめ合ったまま噴き出してしまいましたが、おかげで緊張もほぐれました。ホテルのスタッフの方たちに「おめでとう!」と温かく送り出してもらい、いよいよ式場に到着。
広間に足を一歩踏み入れると大きなシャンデリアと壁一面の細かい装飾が目に入り、言葉にできないほど豪華な空間に圧倒されました。
演奏が始まり挙式本番…私達のための、二人だけの結婚式。周囲を気にせず、リラックスした雰囲気の中で過ごす事ができとても良かったと思っています。
出発前に式の際にはマルタで著名なミュージシャンによる演奏が含まれていると聞き、当日までは??と思っていましたが本当に素敵な歌声でした!!
その後のフォトツアーは静寂の街、イムディーナで行われたのですが到着して早々、一大事が!!!車を降りた瞬間にドレスの下のパニエがすとん!と全部落ちてしまい、まさかの事態に私はパニックになってしまいましたが、付き添ってくれていたミキさんがすぐに気付きパニエを元通りにしてくださったので助かりました(こんな時、背中が編み上げではなくサッと開閉できるファスナーのドレスで良かったと思いました…)
イムディーナの素敵な街並み・鮮やかなブーゲンビリア・どこも絵になる場所をまるで貸し切り?と思える状態で撮影は進み、中世のお姫様気分を味わえてとても楽しかったです。終盤は暑さと車酔いで体調が優れずご迷惑をおかけしてしまいましたが、最後まで気遣っていただき感謝しています。
帰国後、両親に写真と動画のDVDを送ると「この選択は大正解だった!」ととても喜んでもらえました。
今回の旅行と挙式に携わってくださった皆様に、そしてきめ細やかな対応をしていただいた山田さんには本当にお世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
私達の“Another Sky”となったマルタにまたいつか訪れたいです。