お城と聞くと、フランスのロワール河畔に多く点在するロマンチックな古城を思い浮かべることでしょう。
確かにシャトーと呼ばれ優雅なお城も魅力的ではありますが、フランス以外のヨーロッパ各地には個性豊かなお城があり、そこでも挙式ができることをご存じですか?
まずはヨーロッパ挙式の第一歩としてどんなお城でウエディングができるかをご紹介いたします。
ヨーロッパの中心に広大な国土を誇るドイツ。
代表的な観光名所の中には著名なお城も数多く存在します。
ライン河畔の頂には歴史に育まれたお城がいっぱい!
ドイツでは“シュロス”と呼称し、中世の時代さながらの雰囲気たっぷりのお部屋で宿泊、眼下にライン河を一望に見渡すテラスで挙式を行えるシェーンブルク城はお勧めのひとつです。
更に勇壮な自然美と味わい深い町々が魅力のファンタスティック街道には誰もが一度は目にした事のあるホーエンツォレルン城での挙式が可能です。
年間数組限定の挙式だからこそ掛け替えのない挙式となる筈です。城内には贅を尽くした煌びやかな装飾や挙式を行う聖ミヒャエル礼拝堂には同城最古の紋章で飾られています。
その他、北ドイツにはハノーファー王家の故郷とも言われるマリーエンブルク城、ドイツ最古の歴史を誇る大学都市ハイデルベルクのお城でも挙式を手配しています。
また、ドイツで一番著名なお城と言えば、ディズニー映画に登場する『シンデレラ』や『眠れる森の美女』のお城のモデルや舞台になったと言われる白鳥城ことノイシュバンシュタイン城。
同お城での挙式は出来ないものの、フォトウエディングは可能です!絵葉書のような構図で写真を撮影するもの良いでしょう。
ドイツならではの重厚感と威厳漂う“シュロス”で夢にまで見た挙式を叶えましょう!
チェコ・プラハから車で約1時間、緑深きボヘミアの森に囲まれたズビロフ城は、12世紀後半に修道院としての起源があるチェコを代表する名城です。
特筆すべき点として、チェコを代表する芸術家アルフォンス・ミュシャが長年に渡り家族と共に滞在したことで有名です。
また、作品としてあまりにも名高い『スラブ叙事詩』(本年度、日本の国立新美術館に6月5日迄展示中)は同城のミュシャ・ホールで描かれました。
挙式は城内のボヘミア地方で最も古い礼拝堂で行われ、クラシカルなチェコ様式のお部屋に宿泊、伝統的な郷土料理を堪能出来る事もズビロフ城の魅力と言えます。
名城内を見学、探検、広い庭園を散策、写真撮影等々、楽しみ方は無限大です。
ベルギーのブリュッセル郊外にあるモダーヴ城は、城へと続く並木道からロマンチックな雰囲気に満ちています。
大きな噴水が迎えてくれる正面玄関、城内に点在する部屋には様々な装飾や調度品が作り出す優雅な空間。
部屋から木々や川を見下ろせば気分はまさに中世のお姫様!
挙式を行うのは城内の純白のチャペル。
木製の椅子やテーブルが部屋に温もりを、金の装飾やアンティークのようなキャンドルスタンドが長い歴史を醸し出してくれます。
モダーヴ城内でシャンパンパーティやウエディングランチを楽しむこともできます。
クロアチアの首都ザグレブから車で約1時間のところにあるのが、クロアチアで一番美しいといわれるトラコシチャン城です。
広大な森に囲まれた湖の畔を歩きながら、大自然に溶け込んだウエディングフォトの撮影、白馬の馬車で散策することもできます。
敷地内にあるチャペルは可愛らしくシンプル。
落ち着いた挙式をしたいお二人にピッタリ。
挙式後はハネムーンでユネスコ世界文化遺産のプリトヴィッツェ湖群国立公園やアドリア海の真珠といわれるドブロヴニクに足を伸ばして、クロアチアの美しさを堪能するハネムーンツアーをお手配いたします。
ヨーロッパには、美しく優雅なお城、質実剛健なお城、自然に囲まれ、ひっそり息づくお城など、佇まいも様々。
また滞在できるお城、挙式や見学のみのお城、城内でパーティーができるお城など環境、条件もいろいろ。
式を行える場所が城内なのか、城の敷地内なのか?イメージしていた場所と、行ってみたら違った。ということにならないよう、弊社では写真を見ていただきながら、しっかりと説明させていただきます。
外観だけでなく内装や宿泊、パーティーの可否なども含めて心から満足のゆく選択をして
下さい。