ウェディングコラム

【海外挙式、どこにする?】第13回 クラシックに!英国式ウェディング

コラム

一ヶ月後に迫るロイヤル・ウェディング

 

海外セレブ通の中で今年一番の話題となっているウェディングと言えば、イギリスの
ヘンリー王子とアメリカ人女優メーガン・マークルの結婚式ではないでしょうか。
お二人の式は、5月19日にウインザー城の聖ジョージ礼拝堂で行われる予定です。

 

ヘンリー王子の兄・ウィリアム王子とキャサリン妃のロイヤル・ウェディングからは
もう5年が経過しました。
お二人の式は、ロンドン市内のウエストミンスター寺院で行われました。

 

キャサリン妃のウェディングドレスにはイングランド・ウエールズ・北アイルランド
・スコットランドを象徴する花(バラ、アザミ、コメツブツメクサ、ラッパズイセン)が
刺繍されていました。
ブーケはすずらんを中心にした小ぶりのもので、使った花はそれぞれの花言葉を考えて
選んだそうです。ちなみにスズランの花言葉は「繰り返される幸福」。
その他にも指輪、アクセサリーやウェデイングケーキ、お料理などなど、
かなり考え抜いて用意されていました。

 

今回の挙式はどのようなものになるでしょうか。
ジョージ王子とシャーロット王女はページボーイ、フラワーガールになって
登場するのでしょうか?どんなウェディングドレスをお召しになるのでしょう?
ブーケは?アクセサリーは?いろいろ気になりますね!

 

クラシックな英国式ウェディング

 

英国式ウェディングは、伝統と手作りの良さに特徴があります。
テーマカラーを決めたり、英国の伝統であるサムシング4を用意したり、
スタッグナイト(独紙に最後の新郎とその友達で開く独身最後のパーティ)や
ヘンナイト(花嫁とその女性友達で行うパーティ)を行ったり、
ブライズメイドやベストマン、ページボーイやフラワーガールをお願いしたり……。
これらを通常のウェディングに全部取り入れるのは難しいですが、
アイデアの1つとして取り入れてみるのも楽しいと思います。

  

 

日本人も英国の教会で式をあげたいところですが、
たとえ英国人であっても、教区以外の教会で式を挙げる場合には、
両親がその教会のチャーチメンバーになることが必要で、そのために何年もかけて
教会に通う必要があり、そうして子供たちがその教会で式を挙げることを
歓迎してもらえるという事情があります。
では、英国に親族がいるわけでもなく、一時的滞在者である日本在住者は、
英国で式を挙げることはできないのでしょうか?

 

日本人でもロンドンでのウェディングがかなう

 

上記のような事情から、現在、たくさんの選択肢があるわけではありませんが、
それでも数か所の教会で牧師様や神父様が特別に挙式を許可してくださっています!
今回は、日本人カップルも受け入れている教会をご紹介いたします。

 

 

一番のおすすめは「セント・ジョン・ザ・バプティスト教会」。
トレーンの長いウェディングドレスが似合う教会です。
19世紀に建てられた、正面のバラ窓が印象的な、イギリスの誇る
ヴィクトリア・ゴチック建築の教会です。英国の教会の伝統的な教えに基づき、
ケンジントンの礼拝の場所として歴史を築いてきました。

オルガンは地元のオルガン建築家によって構想され、パイプはそのほとんどがパリで
作られました。ロンドン市内に現存する歴史的な楽器としても非常に価値のあるものです。
長い年月傷んでいた部分はナショナル・チャーチ・トラストにより修復され、
現在、結婚式のほかコンサートも行われています。

 

 

その他の教会についてはこちらをご参照下さい。
http://regency-grp.com/bridal/uk/location/

 

式後は、ロンドン塔やウエストミスター寺院をバックに市内でのフォトツアーに
出かけたり、家族や参列者とウェディング・ランチやディナーをしたり、
皆で英国式アフヌーンティーなどを楽しむのもおすすめです。

 

そして、翌日からお二人はハネムーンへ。
イギリスには楽しいテーマがたくさんあります。
くまのパディントンやハリーポッター、湖水地帯に足をのばしてピーターラビットの世界。
愛らしい英国のキャラクターを訪ねる旅はいかがでしょうか。
ハネムーンのお問合せも、お待ちしております(TEL:03-5775-2013info@regency-grp.com)。