ウェディングコラム

新型コロナウイルスに関する海外の動き その5

コラム

日本から無条件で入国できる国が増えています

 

現在、日本から無条件で入国できる国が増えています。

9月28日からは、オーストリアへ無条件で入国できるEU以外の6ケ国の中に、日本が入りました。
6ケ国というのは、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、ウルグアイです。

 

 

現時点で、オーストリアでは新規感染者が完全にいないわけではありませんが、オペラ座を始めとする劇場におけるクラスターの発生はなく、オペラ、バレエ、コンサート等の催物は行われています。

銀行、空港、公共交通機関、店舗内、博物館などではマスク着用を義務化しています。

美術館、博物館などの入場チケットは事前予約購入が前提で、グループサイズは8名までとなっています。

空港などには、床に1.5メートルのマーキングをして、他人との距離を保つように案内しています。
店舗の入り口には日本と同様、手指消毒液を設置した上で、ホテルやレストランも通常営業をしています。

ウイーン経済局とウイーン観光局はSAFE TRAVELSをテーマに、安全な滞在シールを設定、公認ホテル内にはCOVID-19担当者を決め、従業員は毎週検査を受けるなど対策も徹底しているようです。

 

 

日本政府の帰国後14日間の待機は罰則条項もないまま、特段の変更もありません。

現在159の国と地域からの入国を原則拒否していますが、ベトナム、台湾など、比較的、感染状況が落ち着いている一部の国や地域との間のビジネス関係者を対象に往来を再開させています。

さらに10月1日から全世界を対象に制限を緩和し、中長期の在留資格を持つ外国人に日本への新規入国を認めることにしました。

徐々に日本への入国者数を増やしていくとともに、各国の感染状況を見極めながらそれぞれの政府と往来再開の協議を進め、日本から入国できる国を増加させていきたい考えとのこと。

 

まさに一歩ずつですが、日本からヨーロッパへの移動も条件付きで徐々に解除になり、観光として訪問できるのも時間の問題だと思われます。
新型コロナウイルスに感染しないよう対策を怠らず、旅客として世界へ羽ばたける日を心待ちにしましょう。

 

※画像は新型ウイルス流行前のオーストリアのイメージであり、本文とは関係ありません。