D & R 様
学生時代の一人旅行でイタリアを訪れた夫がその太陽と街並みの美しさに魅了され、 「いつか自分が結婚したら、妻とともに再訪したい」と決めていたのが、今回の挙式&ハネムーンに この国を選んだきっかけでした。
入籍から間もない昨夏、ヨーロッパ挙式に実績のあるリージェンシーグループの店頭でご相談したところ、 ご担当いただいたサルヴァトーレ山田様のイタリアに対する溢れんばかりの熱量と豊富な知識に感激。 地中海の陽射したっぷりの挙式にあこがれている旨をお伝えしたところ、アマルフィ海岸の サンタ・トロフィメナ教会での挙式をご提案いただき、その場で即決しました。
念願の渡航を果たしたのは、イタリアのリゾート地における長いオフシーズンが明けたばかりの3月中下旬。 初日はナポリからイタリアに入り、翌日に車で南下し、いよいよアマルフィへ到着しました。 美しく透き通るエメラルド色の浅瀬と、岩肌をむき出しに切り立った崖、色とりどりの可愛らしい街並み、 見上げるたびに太陽や流れる雲たちが表情を変える青空…。何枚も写真におさめたくなる世界遺産の絶景に、 夫婦ともども大感激でした。
さらに興奮したのは、この町で過ごす3日間の滞在先ホテル! 町の中心部からほど近い坂の上に位置するこのホテルは、かつて修道院だった歴史ある建物を改築したそう。 ベランダから海と街並みを一望することができる部屋は最高にロマンチックで、ハネムーンにぴったりでした。 噂には聞いておりましたが、山田様のホテル選びのセンスに脱帽! はるばる日本から来てくれた新郎の家族も、大満足の様子でした。
そして迎えた挙式当日。曇り予報だったため心配していた空模様は、日の出とともにすがすがしい晴天となり、 わずかな薄い雲が気持ちよさそうに空を泳ぐ絶好の挙式日和になりました。 リージェンシー地元スタッフの日本人女性の方にアシストしていただき、タキシードとドレスに それぞれ着替えを済ませると、部屋にカメラマンが到着。 フォトジェニックなホテルでしばらく写真撮影したのち、隣町・ミノーリまで車移動し、サンタ・トロフィメナ教会へ。
この町を象徴する可愛らしいレモンイエローの教会の内部に入ると、祭壇へ続く長い通路の奥で 神父様が私たち夫婦を待ち受けていらっしゃいました。 初めは雰囲気に圧倒された私たちでしたが、生演奏のパイプオルガンの温かい音色と、 神父様の柔和な笑顔に緊張も和らぎ、無事にブレッシングを終えることができました。
儀式終了後、教会の大きな扉を開いて屋外に出た瞬間、教会の大きな鐘の音がカランコロン と町中に響き渡って一同びっくり!! 正午を告げる鐘だったようですが、まるで私たちを祝福してくれたかのようで、 最後まで家族ともども笑顔の絶えない挙式になりました。
挙式後は、約1時間にわたるアマルフィ町内でのフォトツアー。町中では住民や観光客の方々から 「アウグーリ!(おめでとう)」「コングラチュレーション!」と次々に声を掛けていただき、 見知らぬ私たちを祝福してくださったことにも感激しました。
翌日からはローマ、ヴァチカン、ヴェネツィアを周遊し、6泊8日の旅を終えて帰国。 幸いにも天候に恵まれ、折りたたみ傘の出番はありませんでした。
「何も不満なことがない、幸せなことばかりの海外旅行って珍しいね」と夫婦で驚いたほど、 ホテルや日程、航空便など細部にいたるまで、コーディネートしてくださった山田様の お心遣いにあふれた旅行でした。各地で出会ったリージェンシーグループのガイドの皆様方も、 おもてなしにあふれ、旅のヒントをくださいました。特にヴェネツィアをガイドしてくださった鈴木様には、 大変お世話になりました。
オフシーズンとハイシーズンのはざまの時期で、観光客の数が比較的少なく、 各地でゆっくり滞在できたことも幸運の一つでした。
中でも、最も私たち夫婦の心を動かしたのは、各都市・町で出会った美食の数々。
山田様からいただいた完璧なグルメリストを手に訪ねた「リストランテ」「トラットリア」は、
いずれも地元客らで活気にあふれ、ローカルのワインや旬な食材をいただくことができました。
特に、甘みの強いトマトや新鮮な魚介を使った本物のイタリアン、各地で食べ比べしたティラミスは、
最高の美食体験でした!
私たち夫婦にとって一生忘れられない思い出になりました。 必ずやイタリアを再訪したいと思っておりますので、その折は山田様にまたお世話いただきたく思います! 本当にありがとうございました。